戸倉動物病院 | 長野県千曲市、長野市、上田市 | 犬・猫・エキゾチックアニマル

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お知らせ

膀胱炎に要注意😖❗

2023.12.20 -[お知らせ

もうすっかり冬ですね☃️❄️
我が家の猫達は暖かい場所を探して丸まって過ごしている日が増えてきました🐱

さて、今日はそんな冬に多い膀胱炎についてお話ししたいと思います😊

膀胱炎の原因はいくつかありますが冬に多い膀胱炎の原因は飲水量の低下からくるものです。

動物たちは冬になると暖かい時期に比べ活動量が減り、お水を飲む量も減っていきます。
飲水量が減ると尿量や排尿回数が減り尿中に結晶ができやすきなります🚽

その結果、膀胱炎膀胱結石の原因につながってしまいます😖

まずは今の飲水量を把握し十分な排尿回数を確保し、これからの病気の予防に繋げていきましょう😊👌

🐶飲水量のおはなし🐱

一日に必要な飲水量は1kgあたり犬で50ml~60ml猫で約50mlと言われています。実際にお家の子がどれくらいのお水を飲んでいるか確認してみてくださいね🐱🥤(飲水量が多すぎる場合も他の病気が隠れている可能性があるのでご相談ください)

体重を当てはめて計算し、一日の飲水量が足りていない場合はまず飲水量を増やす工夫をしていきましょう🍸

よく院内でお話しするのは、

・水飲み場を増やす

窓際やリラックスできるお部屋など、生活に合わせて水飲み場をいくつか配置してみてください。猫ちゃんであれば高いところでも大丈夫です🐱

・容器を変えてみる

お皿の材質、お皿の形状、流れるタイプの給水機、ペットボトルタイプの給水機などいつもと違うものやお気に入りの器を見つけるのも🙆‍♀️

・食事にウェットフードを混ぜる

ドライフードよりも水分の含まれる割合が高いです。お水をなかなか飲んでくれない子でも食事からであれば食事から効率的に水分摂取が可能です👌ドライフードをふやかすのも🙆‍♀️

・経口補水サプリメント

当院では猫ちゃん用を取り扱っています。味がついており好んでくれる子も多いです🐱💕わんちゃんの場合は鶏肉のゆで汁や少量の無糖ヨーグルトを混ぜるのも🙆‍♀️

その他、様々な方法で飲水量を増やすことができます!是非試してみてくださいね👍

また飲水量の確保と同じく、トイレを我慢させないことも大切です👍

ワンちゃんの場合はお散歩での排泄がメインの子も多いですが、できれば自宅でのトイレトレーニングを行い、我慢をしなくていい環境を作ってあげる事が理想的です🐶

尿の色や量などの変化に気付く事が出来たり、旅行先や災害時でも排泄のストレスを抱えないメリットもあります!

猫ちゃんのトイレ事情についてはあまり知られている飼い主さんは多くないかもしれませんが、理想的なトイレの数は頭数+1個と言われています🚽

皆さんのご自宅はどうでしょうか?綺麗好きでこだわりの強い猫ちゃんたちのために、いつでも綺麗なトイレ🚽を準備してあげて快適に過ごせるようしてみてください😊💕

他の病気でもそうですが、環境を変えてあげると予防ができる病気やご家族の意識の仕方で早期発見できる病気が多くあると思っています🐾

そうした発信をこの場を通して行っていこうと思います✨

なにか不明な点やご相談など、お気軽にお問い合わせください☎✨